杉フローリング15mm30mm
「杉材.com」良質で格安な杉板販売(例:杉15mmフローリング2,900円/㎡:焼杉1,950円/㎡など)のサイトから杉板の特徴や自宅に杉材を使用した経年変化の様子やメンテナンス方法、良かった点、注意点、手入れ方法などを紹介させていただきます。
よく杉のフローリング15mmと30mmの施工コスト、踏み心地などを違いを考えるのですが、15mmを施工する場合は下地に12mmの合板(特に二階部分は床剛床のことがありますので)を貼った上に15mm杉フローリングを貼ります。
30mmを施工する場合は根太の上に直接貼ることが可能です。
30坪施工する時のコストを考えると、12mmの合板が一枚仮に900円だとして30坪だと60枚×900=54,000円。その上に杉フローリング15mm30坪×9,570円=287,100円。
287,100円+54,000円=341,100円です。
30mmですと18,150円×30坪=544,500円です。
大工さんの施工手間や現場の段取りを考える必要がありますが。15mmを施工した方が203,400円安くなります。
コストだけではなく、30mmは大きい分乾燥した時の動きが大きく、15mmに比べて隙間が大きいように思います。また隙間が深いので掃除機などでも奥のほこりがとりにくい場合があります。
遠方ですと送料も違ってきます。
納期も大きい分乾燥に時間がかかりますので少し時間がかかります。
細かい話ですが、現場での納品、置くスペース、大工さんの取り回しも15mmの方が軽くて容易に行えます。
山のこと製材工場での生産工程などを考えましても15mmの方が無理が無いように感じます。
踏み心地は若干30mmの方が安定している感覚はありますが、さほど差はないです。
30mmを貼るメリットは厚さがある分、乾燥した時に反りが少ないので一枚一枚が広い幅で使用することが可能です。あと合板を使用しなくてすむので、無垢率が上がります。
一階と二階の天井材とフローリングを兼ねることも可能です。
杉フローリング30mm×180mm 5500円/㎡
どちらを選ばれるかとても迷うところですが、個人的には山にとって無理がないことや生産時のことやいろいろな面を考えると15mmをなるべく使用したいですね。
杉は産地、表情、木目、色、節の生き死に、乾燥具合、加工精度・・・とばらつきがとても多い、個性的な樹種ですので選別や発注が難しいと思いますが、その場にあった適切な商品を適正価格で提案させていただきますので杉のこと全般、疑問やご質問がございましたらお気軽にお問合せください。
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